茨城の迷信
茨城(日本)には昔からいろいろな迷信が伝わっています。
なかには非科学的なものや意味不明のものありますが、
馬鹿にして、その行為をしなかった(してしまった)ために命を落とした?
ケースも報告されておりますので十分な注意が必要ですね。
このページで迷信に関する基礎知識を学びましょう!

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生き物にまつわる迷信

カラスが鳴いたら親指か人差し指を隠す
親指が父親で人差し指が母親になっていて守りたいほうを隠すということだったらしい。両方を隠せないのがジレンマ。
カラスがなくと人が死ぬ
カラスがその家の畑で大鳴きすると、その家の誰かが死ぬという迷信。
トンビが或る家の上空を3度回るとその家の長老が死ぬ。
 
食った後すぐに寝ると牛になってしまう
<牛久沼の由来> 昔、食べてはすぐに寝ていた小坊主が牛になり投身自殺をした沼を「牛食う沼」と言い、のちに牛久沼となったそうな
玉虫をタンスに入れておくとお金が増える
玉虫は昔から縁起がいいと言われていました。実際、うちのタンスに入ってますが、お金増えてませんね
蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金が貯まる
 
軒の下にスズメバチの巣がある家はお金持ちになる
 
すずめばちの大きな巣を玄関に飾ると金持ちになる
農家などで玄関に飾っている家をたまに見かけますが、そういう理由だったのですね。
蜂に刺されたところに歯クソをつけるといい
想像するとちょっと気分が悪くなりそうなんですが、実際おばあちゃんにやられた人がいるそうです。
利根川に行くと河童にさらわれてしまう
利根川沿いのまちではそういう言い伝えが数多くあるそうです。
尺取虫が体を一周すると死んでしまう
実際動きはかなりスローなので、被害に遭うのは長時間気づかずにいる人だけでしょうね。
「ちょっと来い」が鳴いてる方に行くと連れて行かれる
「ちょっと来い」とはコジュケイという鳥のこと。コジュケイはヤブの中にいるようですが、子供がヤブの中に入ると危ないということからそう言われていたのかもしれませんね。
家の中でにわとりの鳴き真似をすると火事になる
 
東に頭を向けて寝て、猿の夢を見たら死んでしまう
 
道路に死んでいる動物を見たら眼をつぶって10歩後ろに下がらなければならない
小学生のときはやっていた人が多かったらしいです。
猫が死んでいるのを見たら家まで振り向かないで帰る。
絶対かわいそうとか言ってはいけなくて「死ぬような事をした自分が悪いんだからな。ついてくるなよ。」と猫に向かって言う(もしくは心で思う)。そうしないと猫の霊がついてきてしまうのです。
道端に死んだ小動物(潰れた蛙とか猫とか)がいた時、それを指差すと呪われる(死んでしまう)
指差してしまった時は、一緒にいた友人に人差し指を軽く踏んでもらいながら「ナダッカ・ガ〜マカ」と呪文のようなものを唱えてもらい「ナダッ」と言うと死ななくてすむ。
蛇を見たら指を刺してはいけない
万が一刺してしまったら指が腐るので、急いでつばをかける。
蛙を殺した次の日は雨が降る
 
「狐の嫁入り」罠にはまった狐を助けた男に恩返しに女に化けて嫁に来た話
最後はばれて別れ離れになってしまった。現在の龍ケ崎市の飛び地「女化神社」がその舞台となっています。
蛇の脱け殻を足首に巻くと足が速くなる
昭和30年代に流行ったとか。
蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金が貯まる
 
暦(カレンダー)を踏むと蛇が来る
 
イタチを見たら三歩下がる
 
イタチと目が合うと眉毛の本数を数えられて、全部数えられると死んでしまう
対策としては、イタチと見つめ合ったら眉毛を唾で濡らして、数えられなくするのだそうです。
タヌキに眉毛を数えられると騙される
眉唾(まゆつば)という言葉がありますが、この話と関係あるのでしょうかね。
朝グモは縁起がいい
夜のクモは泥棒グモ

食べ物や植物にまつわる迷信

からすの金玉(正式名称:カラスウリ)を足に塗ると足が速くなる
カラスウリという赤い実を知ってますか?実を開けると中にはねばねばした納豆みたいな種が入ってて、すねに塗ったりしました。今考えると気持ち悪い。
朝梅干を食べると事故に遭わない
祖母がよく言ってました。
頭が痛いときはこめかみに梅干を貼る
 
すいかの種を食べると盲腸になる
スイカの種が盲腸の穴につまってしまう。迷信ではなく真実であるとも
すいかやメロンの種を食べるとへそから芽が出てくる
 
柿の木に登って、木から落ちると3年後に死ぬ
柿の木が滑りやすく落ちて怪我をしやすいので、木登りをさせないようにできた迷信のようです。
たんぽぽやすすきの綿毛が耳に入るとつんぼになる
 
白い貧乏草を見たら貧乏に、ピンクの貧乏草を家に持ち帰ったらお金持ちになる。
貧乏草はどちらの色でも貧乏になるという説もあるようです。
朝ご飯で、ご飯に味噌汁をかけて食べると転ぶ
 
赤飯に味噌汁かけると自分の結婚式で雨が降る
雪が降るというのもあるらしいです。
にぎりめしにゴマはつけない
境町では火事の時の炊き出し以外ゴマはつけないとのこと。
桜を家の庭に植えるとその家が滅びる
ただし、鉢植えの桜は問題ないようです。
パンを食べると目が青くなる
特に戦争を経験した米作農家の方が言ったりしました。完全な迷信というか言いがかりですね(笑)。
パンを食べると背が伸びない
これはもうほとんど冗談ですが、パンを食べたいという子供に米を食べさせようと農家の人が言ったのですね。
ご飯つぶを残すと目がつぶれる
ご飯を残さず食べるように子供を脅かしたんでしょうね。
イボがあったらナスをがくの部分を切り、ナスとがくの切断面をこすり合わせ出た液を塗るとイボが消える
実際にやった方は1週間ほどで効果が現れたそうですので、迷信ではないかもしれませんね。
みょうがをたくさん食べると物忘れをする
 

お墓にまつわる迷信

お墓で転ぶと・・・
お墓で転ぶと指を1本置いていかなくてはならない
お墓で転ぶと腕を一本置いていかなくてはならない
お墓で転ぶと手を切らなくてはならない
お墓で転ぶと片袖を置いていかなければならない
お墓で転ぶと地面についた部分を置いていかなければならない。また、お墓でからすを見たら10歩下がって逃げなければならない。
お墓で転ぶと必ずその足をお墓に置いていかなければいけない
お墓で転ぶと靴を置いていかなければならない
靴を置いていかなければ,幽霊にに足を持っていかれるそうです。
お墓で転ぶと(あの世に)連れていかれる
<お墓で転ぶと・・・の科学的根拠?>
転んでできた傷口から破傷風になって、手や指、足を切断しなくてはならなくなったり、最悪命を落とすこともあるです。破傷風菌はくらいところを好む性質があり、お墓は大抵暗いということで、お墓で走ってはいけないということになり、「お墓で転ぶと・・・」というようになったのだという説があります。
お墓の前では息を止める
 
夜中の2時に、足の裏を見せずに歩いてお墓に行くと、亡くなった人達に会える。
そして話すこともできるそうです。 ただし、ちょっとでも、特に帰りに足の裏を見せてしまうとそのまま一緒に連れていかれてしまうのだとか。

霊柩車にまつわる迷信

霊柩車に会うと縁起が悪い(良い)
これは細かくきまりがあって、反対車線から霊柩車がきた場合は特に何もなく、同じ車線で背後から霊柩車が来たときは縁起が悪い、という内容だったと私は記憶しています。また、対向斜線から来たものは逆に縁起がいいとされている場合もあるようです。
霊柩車を見たとき、親指を隠すようにグーを握らないと、親の死に目に会えない
 
救急車を見たら親指を隠す
 
朝、黄金の霊柩車を見るといいことがある
 
走っている霊柩車を見るといいことがある。逆に止まっているのを見ると縁起が悪い。
 
霊柩車を見たら両手の親指を他の四本の指で隠せ
親指を隠さないと親があの世に連れて行かれてしまうそうです。

その他の車にまつわる迷信

黄色のフォルクスワーゲン(旧型のビートル)を1日3回見ると縁起がいい
これは一時期かなり流行った迷信です。一部では緑や赤のものが縁起がいいとされているようです。途中で水色のワーゲンや軽自動車(黄色いcvレート)を見ると今まで見た分がチャラにされてしまい、またはじめから数えなおさなければならないというルールもあるようです。
車の黄色いcvレートを見るといいことがある(軽など)
逆に緑のcvレートを見ると縁起が悪い
黄色い車を見たら、指を指して「スーパー黄色…」と三回唱えると、その日いい事がある
 
動いている佐川急便のトラックのふんどし部分をさわるといいことがある
これも一時期流行って、あまりにも危険なので佐川急便では飛脚くん人形を得意先に配ったという話も・・・。
黒いナンバーを1日7回見ると願いがかなう
黄色のナンバーという説もあるそうです
黒いナンバープレートを三回見て(それぞれ違う車のナンバープレート)目をつぶって手を三回叩いてから願い事を三回言うとかなう
その間に緑のナンバープレートを見るといままで見た黒いナンバープレートは全部チャラに、黄色いナンバープレートを見ると一回減ってしまうそうです

夜にまつわる迷信

夜口笛を吹いてはいけない
夜口笛を吹くと親が死ぬと言われてました。他に「蛇が来る」「泥棒が来る」「鬼が出る」という説もあります。
夜大声で騒いだり、笛やピアノをひいたりすると蛇が出る
 
夜に爪を切ると親の死に目に会えない
電気がなかった昔はよく見えないので深爪したりして危ないという意味がこめられているそうです。 また、夜爪(よつめ)=世を詰める→早死にする、というような、ちょっとこじつけっぽい理由で縁起が悪いと言われていたそうです。
靴下を履いたまま寝るのは縁起が悪い
亡くなった方には死装束に足袋を履かせるから。親の死に目に会えないという説もあります。
夜に火わすら(いたずら)するとオネショをする
 
夜に洗濯物を干してはいけない
 
夜中に鶏の鳴きまねをすると火事になる
 

歯にまつわる迷信

歯(乳歯)が抜けたら、上の歯は縁の下、下の歯は屋根の上に投げる
これをやると丈夫な歯が生えてくるといわれています。もちろん私もやりましたが、ずいぶん経ってから縁の下を覗いたら、抜けた歯がまだ残ってました。
生後6ヶ月で歯が生えるのは「六月歯(むつきば)と言って、縁起が悪い
その際は四つ角にその赤ちゃんを捨てて(もちろん真似ごとですが)身内以外の第3者が赤ちゃんを拾う、という事をすると難を逃れられる。

ものもらいの治し方にまつわる迷信

障子の穴からモノをもらう(笑)
へそに塩を入れる
目の上(下)にできたら、家族の上(下)の人からオニギリを貰って食べる
もしかしたら逆かもしれないそうです。
隣の家から「オニギリ」をもらって食べると治る
ツゲの櫛を温めて患部に当てる
つげの櫛を畳にこすって、患部に当てる。
ちなみに畳は古くて、国内産のい草を使って作られたものがいいとされる。
松葉を火であぶって熱して患部にあてると治る
小豆を一粒持って池へ行って『あっと、ものもらい落っこちた』って言って小豆を池に捨てる
このとき後ろを振り返らず(池を見ず)に帰ってくれば治るそうです
※ものもらいの治し方も様々ですが、「ものをもらう」のがポイントのようですね(笑)。

その他の迷信

北枕は縁起が悪い
死人は北枕なんで同じではいけないと言われています。でも実は地球の磁場の関係で身体にいいとも言われています。
箸渡しをしてはいけない。箸から箸へ食べ物を渡してはいけない
これも火葬のときにお骨を拾うときに箸渡しを使うから、同じではいけないということでしょう。
プールに入るときに耳につばをつけると水が入らない
小学生がプールに入るときやったりします。
頭痛のときにツバを額につけると頭痛が治る
 
雷様にへそを取られる
これは有名ですよね。雷が人間に落ちると、時にへそから電流が抜けることがあり、へそから電流が抜けると腹部に大穴が開くため、昔の人は落雷にあって亡くなった人の腹部に穴が開いたのを見て「雷様にへそを取られる」と言い伝えたのではないかという説があるそうです。
尻の穴(肛門)が痒いと東京が火事だ
私は幼稚園生の頃茨城弁全開で「けつめどかい〜(かゆい)から東京火事だ」と言っていた記憶があります。日本の地形を「人が椅子に座った姿」と見た場合、東京付近がお尻に相当するためこのように言われたのではないかという説があります。
じゃんぼ(葬式)で撒かれたお金はその日のうちに使い切らないといけない
私の住む県西地区ではじゃんぼ(葬式)にお金(硬貨)を撒いて、お手伝いに来た近所の人などが拾うという慣習があります。地域によって、その日のうちに使い切れないときは土中に一晩埋めておけばいいというルールもあるそうです。
妊婦さんが 亡くなった方に対面するときはお腹に鏡を入れておく。
 
新しい履物をはじめて履くときは履いたままで玄関におりない
これはどなたも知っていると思いますが、おろすのが午後になってしまったら、底を少し汚してから(昔は鍋墨で、今は無いのでちょっとツバをかけたりして)履くというやり方もあるそうです。
すね毛を剃ると火事になったときに逃げられない
 
出かける間際に、針を使うと出先で恥をかく
支度をしてから、ほころびとかボタンが取れているのに気づき、直したりするといけないようです。直す場合は一度脱いで、たたんだり、タンスにしまってからでないと着てはいけないというルールもあるそうです。また、一部地域では、出かけるときにボタンが取れかかったのを見つけたとき、急いでいて「着たまま直したい」時にはケガをしないようにおまじないをしながら直すそうです。
朝雨蓑(みの)いらず
朝降り出した雨はすぐやむから雨具はいらない。
朝茶はその日の難逃れ
朝、緑茶を飲むと、その日一日難を逃れる。あと、一杯茶はいけないからって、ちょっと飲んで二杯もらうってのもありだそうです。一杯のお茶はお仏さんと同じになってしまうから、2杯飲んでいくのだそうです。仏壇の仏さんはおかわりはしないから・・という意味。
イボが出来たら三和町にある三日月神社でお参りをしてお賽銭を上げるだけでいつのまにかイボが治る
三和町にある三日月神社はイボ神様として昔から有名らしく、40年ほど前まで縁日はにぎやかだったそうです。お参りをし全員完治したという家族の話や医者に行って取ったのにまたできてしまいお参りしたら取れたという話もあるそうです。治ったらお礼にお豆腐を上げます。今でも言い伝えで結構お参りに来ているようです。場所は三和町東山田の三和記念病院の近くです。
20歳までに「紫の鏡」の話を覚えていると死ぬ
「紫鏡」と「いるか島」という二つの話を20歳の誕生日までに覚えていると、死んでしまうのだそうです。
しゃっくりが100回つづくと死ぬ
 
マンホールを踏んだら三回かべをけらなくてはならない
 
筑波山に雲がかかると雨が降る
 
川やため池で泳いで水から上がる前に「泥さん、泥さん、泥負けするな!」を3回繰り返し唱えると病気しない
このおまじないは川縁の泥が堆積したところに入って泥にまみれながら行い、その後清水で体を洗い流してから上がります。
ザルをかぶると瘡っぽ(クサッポ)になる
瘡っぽは皮膚病の一種で昔は多かったそうです。
小さな怪我などをしたときは「御かぎ様」の墨をもらってつけるとよい
御かぎ様とは、いろりの自在かぎのことで、墨は殺菌効果があってよかったのかもしれません。
テーブルやちゃぶ台、枕の上に乗ると足が曲がる
乗るとあぶないから、また行儀よくさせるために子供に対して言ったのだと思われます。
11月11日に鏡に映りながら、「入りたい、入りたい」と念じると鏡の中の世界に入ってしまう
ちなみに翌年の11月11日に「出たい、出たい」と中から念じると元の世界に戻れる。
石下の小さいお城には町長が住んでいた(笑)
大きいお城(豊田城)ではなくて、周りに点在している小さいお城(小屋)の前に町長の車が停まっていたために、町長がお城に住んでいるのではないかという話になったらしいです。迷信というかただの噂ですね(笑) 。
正座で足がしびれて痛くなった時、人差し指ををなめて、おでこに10回つばをつけると痺れが治る
3回という説もあるそうです(笑)

作者からひとこと<

タイトルは「茨城の迷信」としていますが、特に茨城に限定したものばかりではなく、日本全国で信じられていた迷信が数多く含まれています。ただの噂話的なものもありますが、なかには科学的根拠に基づいていたと思われるようなものもあり、迷信といえど案外ばかにできないものです。現在、こういった迷信はどんどん廃れてきてはいますが、昔ながらの言い伝えとして、また、ある意味「日本の心」として後世に残していきたいものですね。

茨城の迷信大募集
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