Tシャツの茨城弁解説:最終回…ムッチャウ/インベ/カマゴダネ

茨城弁スペシャル」の茨城弁解説シリーズも今回で最終回となってしまいました。

※茨城弁スペシャルTシャツの予約販売をスタートしました

ムッチャウ =I’m bursting

最初のデザインでは18語だった茨城弁を24語に増やしたのですが、最後に思いついた面白い言葉が「ムッチャウ」です。

たぶん茨城県民的にはあまりに普通の言い回しだと思いますが、「漏れる」ことを「むれる」「むる」というのは実は茨城ならではですよね。ムッチャウは「漏れちゃう」という意味になります。

英訳は「I’m bursting」で、これもすごい面白いなと思ったのですが、burstってタイヤがバーストしたとかのバーストですよね。破裂という意味です。それがingで現在進行形なので、「私は破裂している」(笑)、つまりは、「(漏れそうで)破裂寸前だ」というニュアンスになるのでしょうね。

例:「はー、ガマンでぎね。むっちゃーよ」 →「もう、ガマンできない。漏れちゃいそうだよ」

インベ =Let’s go

行こう」「Let’s go」という意味のインベ。タテ中央部分は3文字以内で揃えていまして、デザインの関係上、この言葉に落ち着きました。

シンプルですが、茨城弁でもなまりのグラデーションがありまして、「イクベ」「イグベ」ではなく「インベ」にしたのがポイントですね。「遊ぶべ」→「アソンベ」、「やるべ」→「やんべ」のように、発音しにくいウ行の音を「ン」と発音する用法になります。

例:「ひーくれっちゃがはやぐいんべよ」 →「日が暮れちゃうから早く行こうよ」

 

カマゴダネ =Who cares?

カマゴダネは、直訳すると「構うことない」です。「あんなやつに構ってらんないよ」「もうそんなことどうでもいいよ」なんて時に使う中級から上級レベルの茨城弁ですね。

初級レベルの方はまず「構わない」という意味の「カマネ」から覚えましょう。カマゴダネは基本的にネガティブなイメージですが、カマネは「別にいいよ」「平気だよ」という意味で使うので、使用範囲がかなり広いはずです。

英訳はアメリカの友人に教わった「Who cares?」にしました。直訳すると「誰がケアするんだ?気にするんだ?」→「誰も構わないよ、どうだっていいよ」っていう感じですかね。

例:「あー、かまねかまね。かまごだねーよ!」 →「あー、構わない構わない。構うことなんかないよ!」

 

終わりに・・・

全8回のシリーズでお送りしてきました茨城弁スペシャルTシャツの茨城弁解説、いかがだったでしょうか?

日頃使っている言葉でもこうやって掘り下げていくといろいろ発見があって面白いですよね。今回は面白さ優先でかなりマニアックな言い回しも入れているので、「へえ~、こんな言葉もあるんだ!」と茨城弁の奥深さを感じていただけたら幸いです。

また、茨城弁だけではなく英訳のほうも楽しんでいただけましたか?茨城弁が分からない人はまず英語の意味を調べるところから入ると思うのですが、英語のわかる人にとってはまた違った笑いのポイントがあって、一つのTシャツで2度楽しめるんじゃないでしょうか。私は英語はからっきしダメですが、自分で検索してみて行き詰まっては、みなさんからアドバイスをいただいたり、またアメリカの友人に相談してみたりで、すごくいい勉強になりました。

というわけで、ぜひ実際のTシャツをまちで着ていただき、茨城弁の話題に花を咲かせてくださいね!

「茨城弁スペシャル」の予約販売をスタートしました