Tシャツの茨城弁解説:第7回…ゴジャッペ/ハッコ/プックラス

2017年の新作「茨城弁スペシャル」Tシャツの茨城弁を紹介するこのシリーズも、今日を入れて残り2回となってしまいました!

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ゴジャッペ =Knucklehead

茨城弁のグッズを作るうえで最も採用可能性が高い言葉といったら、この「ゴジャッペ」をおいて他にないでしょう。過去には「ごじゃっぺvsでれすけTシャツ」や「旧茨城弁スペシャルシリーズ」、現在も販売している「ごじゃっぺ&でれすけTシャツ」「GOJAPPE Tシャツ」など、Tシャツへの使用回数は過去最多。もちろん実際の会話の使用頻度やインパクトを考えてもゴジャッペに勝る言葉は見つかりません。

↓大人気だった「ごじゃっぺvsでれすけ」Tシャツ…どっちがダメなんだろう(笑)

そんなゴジャッペですが、当初のデザインでは不採用にしていました。なぜなら的確な英訳が見つからなかったからです。3代目の茨城弁スペシャルでは「Fool」という英訳を当ててはいたのですが、当時からごじゃっぺの意味を代用するには普通過ぎるのではないかと思っていました。

ですが、今回アメリカ在住の友人がゴジャッペの重要性をとても深く理解している人で(笑)、それにふさわしい英訳を探してくれることになりました。私のほうから伝えたごじゃっぺの内容は、「アホ・バカ・マヌケなんだけど、きつく罵倒する感じじゃなくて、ちょっとおバカなイメージで、しかも、いい加減・でたらめなニュアンスを含んでいる」というものです。

一応、私もほうからもSillyやGoofyはどうかと問い合わせたのですが、Sillyはかわいすぎ、Goofyはピエロとか変顔する人など面白いほうのアホなので、どちらもちょっと違うとの回答をもらいました。おバカ一つとっても、英語って難しい!(笑)

それで、さすがに教科書的な言葉では当てはまりそうもなかったので、アメリカで日常的に使われているスラングの中から、最終的に「Moron」と「Knucklehead」という2つの候補をピックアップしてもらいました。

Moronはバカ、マヌケ、頭が足りない人という意味で、元々は医学用語だったそうです。

いっぽうのKnuckleheadもアホ、バカ、トンマ・・・悪意はない感じそうで、まあ同じような意味です(笑)。

・・・で、最後に選んだのは「Knucklehead」。Moronは日本人だと全くイメージわかないけど、Knuckleheadはナックルヘッド?頭がナックル?ごじゃっぺだな(笑)・・って。

例:「いぢちかん間違えちった!あー、ごじゃっぺだな」 →「(時間を)1時間間違えちゃった。あー、アホだな」

 

ハッコ =Come on

ハッコは文字にすると気づかない人もいるかと思いますが、「こっちに来い」という時に「はっこ、はっこ!」というアレですよ。早く来い→ハヤッコー→ハッコですね。

現在では、「早く来い」という本来の意味から「早く」というのが抜けて、単に「(こっちに)来い」という意味で使用される場合が多いです。その証拠に「はやぐはっこ」なんていう言い方も使われています。「はやぐはっこ」=「早く早く来い」だからほんとは文法的におかしいんですけどね(笑)。

例:「みんな待ってっから、はやぐはっこな」 →「みんな待ってるから、早く来なよ」

 

プックラス =Beat you up

茨城弁で他県の人に面白いといわれるのが「」を使った言葉ですね。「ぷつける」「ぷっとばす」など「ぶ」が「ぷ」になるわけですが、そういう「ぷ」がついた方言で強烈なのを入れたいと思いまして、それで選んだのが「プックラス」です。

語源は「ぶっ(打つ)」+「くらわす」ですね。「ぶっとばす」の「ぶっ」と同じです。意味は「ぶん殴る」「ボコる」です。

英訳はアメリカの友人に教わった「Beat you up」にしてみました。

例:「なめだごど言ってっとぷっくらすど!」 →「なめたことを言っているとぶん殴るぞ!」

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