Tシャツの茨城弁解説:第5回…ヨバレッペ/ンメエ/ハラクチ

2017年の新作Tシャツ「茨城弁スペシャル」に掲載されている茨城弁を毎回3つずつ紹介しています。今回は第5回。

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ヨバレッペ =Let’s dig in

ヨバレルは、「(食事を)いただく」「ごちそうになる」という意味で、元々は標準語なのですが、最近は結婚式などの「およばれ」ぐらいしか使わなくなって、「よばれる」という言い方は若者の間ではほぼ死語化していますよね。

食事を出してお客さんをもてなすことを「馳走」といいますが、この馳走に「招かれる」、つまり「呼ばれる」という意味から、「食事をごちそうになる」ことが「よばれる」というようになったのですね。

ヨバレッペは「いただきましょう」という意味で、英語だと「Let’s dig in」だそうです。

ところで、茨城では「よばれてけーっぺ」という表現もありまして、これは「(ごちそうさまをして)帰りましょう」という意味になります。「これから食事をいただいて帰る」のではなく、食事を食べ終えた後、これは直後でなくても使用可能で、おいとまする時に使います。

例:「冷めねうぢによばれっぺ」 →「冷めないうちにいただきましょう」

 

ンメエ =Tastes good

「ん」から始まる言葉があるのが茨城弁の特徴の一つですが、「ンメエ」はウマイ→ウメエ→ンメエで、「うまい」という意味です。

英訳に悩みまして、「おいしい」ではなく「うめえ」ですから、カジュアルな言い回しで最初は「Yummy」にしていたんです。ンメエとYummyという語感が近いイメージで好評ではあったのですが、Yummyはどちらかというと子どもが使う言葉で「おいちい」的なニュアンスだと聞きまして、カジュアルな表現で「Tastes good」を教えていただきました。

例:「食ってみ。こーら、んめえど!」 →「食べてみて。これは、うまいぞ!」

 

ハラクチ =I’m full

ハラクチは「お腹がいっぱい」という意味で、「はらくぢい」と言う人もいます。最初は「はらくちい」にしていたのですが、実際に使うときは「あー、はらくち」のように「い」を伸ばさずに言うことが多いので、ハラクチにしてみました。リズム感があっていいですね。

英訳は「I’m full」で、お腹がフル、つまり満タンになっているという表現ですね。

例:「あんだげ食ったらはらくちかっぺ」 →「あれだけ食べたらお腹がいっぱいでしょう」

 

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