振り込め詐欺と茨城弁

茨城県警が2月にツイートした振り込め詐欺防止の記事が話題になっているとして、5月25日の産経新聞のニュースで取り上げられていました。

リツイートが500件を超えたそうで、やはり茨城弁の威力はすさまじいです(笑)。

ちょっとネタ的な切り口ではあるのですが、振り込め詐欺の防止を呼びかけるという観点からすれば、たくさんの人に広まったわけですから、もうこれは大成功ですよね。

内容について茨城弁研究家(?)の立場から少し語っておきましょう。

ツイートの内容は、「その電話は本当に息子なのか?」「息子だったらもっとなまってるだろう?」「そんなきれいな標準語ではなく茨城弁のはずだ」というもので、産経の記事ではさらに「ごじゃっぺか?」「しみじみしろ!」など、あえて茨城弁で話しかけて反応を見てみるのも手であると書かれています(笑)。

それに対して「茨城県民がみんななまっているわけではない」という冷静なツイートも見受けられ、それはまさにそうなのですが、実は重要なポイントはそこじゃないんですよね。

茨城弁による振り込め詐欺の抑止効果!

茨城県民はみんなすごいなまってる」という認識を広め、犯罪を抑止するのが重要なんです。

つまり、「茨城の人はみんななまっているので、標準語で電話してもすぐにばれる」・・・だから「茨城で振り込め詐欺をするのは難しいからやめよう」となり、これが犯罪抑止につながるわけです。

そうなれば、茨城で振り込め詐欺が可能なのは、茨城・栃木・福島の出身の人に限られてきます。もし振り込め詐欺があった場合でも、犯人は茨城か栃木か福島の出身の人しかいないわけですから、犯人探しもだいぶ楽になりますね。

言っときますが、ふだん標準語を話している人が、付け焼刃で茨城弁を習得しようなんて考えが甘すぎです。グアムで飲んだアイスティーぐらい甘いです。

東京の人がマネする茨城弁は茨城県民にはすぐにバレます。すごいわざとらしいんですね。聞いていると馬鹿にされているみたいで腹が立つこともしばしばです(笑)。

ですから、振り込め詐欺の電話で、茨城弁の真似をして話そうものなら、「てめぇ、俺のごどバガにしてんだっぺ!このごじゃっぺやろが!」と怒鳴られて、ガチャンと電話を切られること請け合いです(笑)。

というわけで、犯人のみなさん、茨城で振り込め詐欺は成功しませんからやめましょうね。

なお、茨城弁の習得には下記の書籍やアプリなどが便利ですが、意味はわかっても発音の習得は実践あるのみですので、読んだだけで茨城弁が習得できると思ったら大間違いですよ(笑)。

茨城弁Tシャツ:今年の夏はこれで決まりだっぺ!

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