いがい缶はがんがんだっぺ

茨城ではいがい(大きい)缶をがんがんといいます。
いがい(えがい)といってもどのくらいの大きさかわからない方には一斗缶と言われている四角い銀色の缶といえばわかるでしょうか?業務用の油や醤油なんかが入っているやつです。
それでもわからない人・・・女子プロレスでアジャ・コングがお約束的な凶器として使う缶といえばもうおわかりですね(笑)。あんまり痛くないんじゃないの的な凶器の一つですね。

ただ、私の中ではがんがんは一斗缶、または煎餅などが入っていた大きめの四角い缶で、なおかつ、中身の入っていない空き缶のことを指して言っていました。
理由は叩いたときの音が何となくガンガンと聞こえるからで、これが中身が入っているとこういう音はしないですから、よって、空き缶でないものはがんがんと言わないという自分なりのこだわりみたいなのがあったんです。

みなさんはどうですか?中身が入っていてもがんがんと言いますか?それとも空き缶だけですか?
・・・たぶん一般的には中身が入っていても入っていなくてもがんがんのような気がするんですがどうなんでしょうね。

なんか最近はがんがんをあまり見なくなった気がしますが、昔は捨てずにそのまま取っておいて必ず何かしらに利用したものです。
一番利用したのがひーもしですね。「ひーもし」とは漢字で書くと「火燃し」です。つまり、火を燃やすことです。

昔はちょっとしたゴミや落ち葉、木屑などを家で普通に燃やしていたわけですが、そのときに活躍するのががんがんなのです。ゴミや落ち葉などはがんがんに入れて燃やせば、燃えカスが散らからないですし、持ち運ぶにもがんがんはちょうどいい大きさなんですね。
ただし、がんがんをひーもしに使うにはちょっとした加工が必要になります。上部を缶切りで開けるのはもちろんのこと、側面にいくつもの空気穴を開けることを忘れてはなりません。ちなみにもっと大量に燃やしたいときはドラム缶を切って使っていました。