茨城オレンジ対決 煮いかVSらっきょう漬け


お祭りや縁日の露店で売っているオレンジ色のものといったら、みなさん何を思い浮かべるでしょうか?

茨城県民的には「煮いか」と答える人が多いと思います。

知らない方のために説明しておきますと、この「煮いか」はするめを水に戻して煮たもので、茨城と栃木でしか売っていないそうなのです。

正確には、静岡と愛知にも同じ食べ物はあるのですが、「煮するめ」という別の名前で販売されています。

初めて聞いた方はショックだと思います。

露店の定番である煮いか、必ず2枚は買って帰る煮いか、無駄にオレンジな煮いかが、茨城と栃木でしか売っていなかったなんて・・・。

マックスコーヒーが茨城・千葉・栃木限定だったことを初めて知った時と同じくらいの衝撃といってもいいでしょう。

煮いかギャラリー

↓定番の煮いか

↓袋に入っています。汁がもれないよう、しっかり結んでありますね。

↓これを皿に盛りつけます。お母さんに裂いてもらいましょうね。切れ目が入ってるので手で裂けます。

煮いかだけじゃなかったオレンジグルメ

煮いかが地域限定であることを知ってからは、これまで以上の愛を注いでしまう私がいまして、講演などでもたびたび煮いかが地域限定であることを紹介してきました。

みなさんそれはもう、びっくりされていました。あまりに定番すぎて、まさか地域限定などとは思ってもいませんから当然の反応です。

しかし、まったく反応を示さなかった地域がありました。

忘れもしません。鹿嶋市の「てーら祭」での講演です。

いつものように私は講演の最後にとっておきのクイズを出題しました。

お祭りなどの露店で売っているもので、茨城と栃木限定の食べ物は何でしょう?

こちらの予想どおり、みなさんまったくわかりません。

そこで、重大なヒントを出します。

「オレンジ色をした食べ物です。さあ何でしょう?」

しかし、それでも煮いかと答える人はいませんでした。

私は仕方なく、スライドと一緒に「答えは煮いかです」と紹介したわけなんですが・・・

まったくといっていいほどのノーリアクション。会場の空気が凍てつきました。

えっ~、もしかして・・・鹿嶋に煮いか売ってないの!!!!!!!!!!

聞くところによると、鹿嶋や神栖には煮いかは(ほとんど)売っていないらしく、知っている人もほとんどいないそうです(苦笑)。その後の調べで、北茨城などにも売っていないという話をききました

※補足・・・鹿嶋近郊では、鹿嶋神宮で初詣期間に発売されているくらいだそうです。

ただ、鹿嶋にはその代わりというわけではありませんが、オレンジ色をした定番商品があるということでした。

それが「らっきょう漬け」です。いわゆる甘酢漬けというやつですね。

らっきょう漬けといえば自宅で漬けたり、スーパーで購入したりはしますが、鹿嶋周辺(鹿行地区)ではお祭りや縁日の露店で普通に売っており、しかも、定番商品として誰もが知っているそうなのです。

ほんとにあったオレンジのらっきょう漬け

オレンジ色のらっきょう漬けをこの目で確かめようと、今回、潮来のあやめまつりに行ったついでに「道の駅いたこ」に立ち寄ったところ、たしかにオレンジ色のらっきょう漬けを発見しました。

これは県西・県南地区ではまったく見かけない色ですね。普通にオレンジです。

店内の売店だけでなく、外に出ている露店でもオレンジのらっきょうが売られていて、まさに噂どおり「定番扱い」されています。

試しに真空パックになった商品を買って帰り、家に買って食べてみました。

味は・・・おいしいです。でも白(無着色)のらっきょうと特に何が違うわけでもなく、いったい何の理由があってオレンジ色にしているかはわかりませんでした(笑)。

↓お皿に盛りつけてみました。オレンジがまぶしいです。

↓現地の露店で撮った写真を送っていただきました。こっちのほうがオレンジが強烈かも(笑)

↑なんか袋に入った状態だと「煮いか」と間違えそうです(笑)

オレンジのらっきょう漬けの販売エリアはどこまで?

煮いかについてはツイッターでたびたび調査をしまして、鹿嶋・神栖・北茨城(・高萩)には基本的に売っていないことがわかりました。他のエリアでは頻度はともかく、目撃されていることも確認しました。

では、このオレンジのらっきょう漬けの販売エリアはどこまでなのでしょうか?

現在のところ、鹿行地区(鹿嶋・神栖・潮来・行方・鉾田)では定番扱いであることがわかっています。

鹿行地区と接する稲敷市や大洗町、小美玉市などでも売っているものなのでしょうか?

うちの方では「見かける」・「見かけない」というのをぜひ教えてください。特に鹿行地区に隣接するエリアの情報がほしいです。