馨る茨城も後半戦へ

このブログでも何度か紹介している茨城県商工会連合会の「馨る茨城プロジェクト」。先月はグルメ&ダイニングショーへの出展や合同委員会での中間報告があり、いよいよ後半戦に突入です。

明日は第5回目のワーキング委員会の開催です。
石けんの製造業者や商品取扱(販売)業者の発表、デザイン&パッケージの選定が予定されています。

現在のところ、商品化が進んでいるのは2点。
一つは私もブログでプッシュしてきた石けんのシリーズ。
もう一つは笠間の菊を使ったお香です。

この2点はグルメ&ダイニングショーにもサンプル品として出展されました。
出展の様子は本家のブログを見ていただくとして、こちらではそのパンフレットを紹介させていただこうと思います。

じゃんじゃじゃーん!(画像をクリックしてください)

いかがでしょうか?
はっきりいってこのパンフレット、今までの茨城にはないセンスだと思います。さすがデザイナーさんが関わっているだけあって、「馨る茨城」のイメージがばっちり具現化されていますね。
これからは、いや、「これまでも」ですが、デザインがダサかったら中身が良くてもダメだと思うんです。いくらカッコイイ芸能人でも洋服や髪型がダサかったらカッコよく見えないのと一緒です。
特にネットなどでPRや販売をしていくとなると、実際に手にとって見ることができないぶん、よりデザインは重要になってくると思います。

商品名の方もなかなかかっこいい名前になりましたよ。

daigo おいしいお茶のソープ
kasama 土と火のソープ
oarai 潮の香りを聞くソープ
namegata-tamatsukuri いにしえのやまゆり
tsukuba 宇宙(そら)いだく
ishioka-yasato 隠れ里のバラソープ

お香の名前は「100年の香り」です。
これは今年で101回目を迎えた笠間の菊まつりから取られたものです。

あとは、肝心の中身がどうなるか?ですね。
お香のほうは燃やす前は菊の香りがするものの、燃やしたときに菊の香りがするわけではなく、香りを扱うことの難しさを実感しました。
ただ、元々が天然のスギを使って水車で作った手作り感のあるお線香で、そのままでも十分素晴らしい商品ですので、これはこれでいける気がします。八郷の知る人ぞ知る「駒村清明堂」さんの作ですから。

難しいのは石けんのほうでしょうか。
ショーに出展した石けんは、あくまでショーのための試作品なので、実際に作ってくれるところを探さねばならないわけですが、われわれが「田舎モダン」と名付けたざっくり手作り感がある石けんを作ってくれる業者さんが果たして県内にいるのかどうか・・・。
まあ、これは理想と現実とのせめぎ合いといいますか、原材料、品質、価格、ロット数など、どのへんに落としどころを持っていくかの判断が非常に難しいと思います。

個人的には、全種類は無理だとしても2~3種類だけでも何とか納得いく商品ができればよいかなと。もちろん品質を落として化学的な材料を使ってパッケージも手抜きして・・・とやれば全部作れないことないとは思いますが、それでは当初のコンセプトが破綻してしまいますし、われわれが関わる意味がありません。
今回のようなまちおこし的な、地域のイメージアップ的なプロジェクトは、今年だけとりあえず商品作って終わりというのではなくて、継続していくことが大切だと思います。そのためにはまずは1種類でもいいし、販売量が少なくてもいいですから、「納得のいく商品」を世に出すことですよね。作る人のこだわりが感じられる商品、作る人が胸を張っておすすめできる商品、使った人が広めたくなる商品。
逆にそういう商品じゃなければ近所のスーパーで市販品を使う方が絶対お得ですもんね。お金をかけて研究して、CMも打って、大量に販売することで値段も安くして・・・という市販品に、量や値段で対抗しても勝負になりません。市販品の2番煎じ的な商品では、はっきりいって私は買う気がしませんし、結局自分が買いたくないような製品を出しても売れないと思います。もし多少売れても儲けがなくて、こういう商品にありがちな売れれば売れるほど赤字という最悪なパターンに陥ります。
そういう市販品にない手作り感やその土地ならではの空気感を詰め込むことでしか、「馨る茨城」が対抗する手段はないはずです。実際には、市販品に対抗するのではなくて、まったく別の市場で展開するという感覚でしょうか。つまり、大手と戦わず共存共栄しようという作戦ですね。市販品みたいな石けんでは否がおうにも競合してしまいますから、もっとお土産として買ってもらえるような、市販品より高いけどお土産だし喜んでもらえそうだし買っちゃおう!的な位置付けの商品になればと思います。

時間もない中で一体どこまでそれに近づけることができるのか、われわれの知恵の絞りどころですね。明日の委員会が楽しみです。