ごじゃっぺVSでれすけ

茨城弁Tシャツでもおなじみの「ごじゃっぺVSでれすけ」。

ごじゃっぺVSでれすけごじゃっぺはいいかげん、でれすけはだらしないというのが元々の意味なんでしょうが、実際はどちらも「あほ、ばか、まぬけ」のような否定的表現全般に使われることが多く、かなり応用範囲の広い使い勝手のよい茨城弁といえますね。
関西でいう「アホ」なんかに近い使われ方です。(あくまでも関西のアホであって、関東で使うアホではありません)。つまり、本気でバカ!と言ってるんじゃなくてもっとライトな感じというのでしょうか。
ですから、茨城弁で「ごじゃっぺ!」とか「でれすけ!」と罵られても、ただ怒られているというのではなくて、言葉の裏に愛情や温かみが感じられます。

例)
Aさん: 「このごじゃっぺやろが!」
Bさん: 「おめーみてえなでれすけに言われたぐねえよ」

訳)
Aさん: 「このバカタレが!」
Bさん: 「あんたみたいなアホに言われたくないね」

ちなみに上級者はごじゃでれといった略語もよく使います。
また、ごじゃっぺではなくごじゃらっぺと言う人もいますが、こういう人もまず茨城弁上級者だと思って間違いないでしょう(笑)。
他に、「ごじゃまんかい」というなかなかレアな言い方もあるそうなのですが、残念ながら私はまだ一度も耳にしたこともありません。語源もわかりませんが、ひょっとして「ごじゃ満開」、すなわち、すごいごじゃっぺという意味なんでしょうかねぇ?ご存知の方は教えてください。

そういえば映画『フラガール』ではでれすけがたくさん使われていましたね。もちろん映画の舞台は茨城ではなくて福島のいわきなのですが、茨城と福島は共通の方言が多いこともあり、茨城度がかなり高かったんじゃないかと思います。